神戸市六甲の治療院マザーハンドです。鍼灸・カイロ・カウンセリングまで。当院におまかせください。

「肩がこる」 西洋医学による分析

「肩がこる」 西洋医学による分析

コラム4

西洋医学的には以下の3つの視点から原因と治療法を考えていきます。

①「筋肉」の硬直や収縮による肩こり
冷えや運動不足による筋肉の硬直による肩こりの他に、長時間不自然な姿勢を続けた姿勢性の肩こりもこのタイプに含まれます。こうした症状に対しては鍼灸やマッサージなどで筋肉を柔らかくほぐすとともに、ストレッチで筋肉の柔軟性を回復する(首や腕の動きを良くする)治療も行います。

②「骨格のズレ」が原因となる肩こり
不自然な姿勢が習慣化した結果として、筋肉だけでなく骨格にもズレが生じている方がいらっしゃいます。こうした方は、背中が丸くなっていたり、肩が前に入っている(胸をすぼめたような姿勢になっている)ことが多く、常に肩がこっている(首や肩が詰まっている)という感じを持たれています。このような方には、鍼灸やマッサージで筋肉を緩めたうえで、カイロプラクティックにより首や背中、場合によっては骨盤を正しい位置に矯正することでこりや痛みを解消し、正しい姿勢に戻っていただくような治療を行います。

③「内臓疾患」から起こる肩こり
肩こりは、胃腸の不具合といった内臓の病気からも起こります。胃の痛みや不調を脳に伝える脊髄の知覚神経が誤作動を起こし、肩こりを引き起こすのです。この種の肩こりは、表面は柔らかいのに奥の方に硬い芯が入っている感じを受けるのが特徴です。このような場合、肩こりの治療だけでなく問診や触診により内臓の状態(不具合)を確認し、鍼灸によりそれらを改善する治療を行います。


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