① 首を守ってカゼ予防
2016.10.27
カテゴリ:はり・きゅう(東洋医学)
① 首を守ってカゼ予防
いよいよ本格的に寒くなってきました。カゼをひく方が増えてくるのもこの頃です。
東洋医学では、身体に悪影響を及ぼす外部の自然界の現象(外から来る邪気なのでこれを「外邪」と呼びます)が病気を引き起こすと考えます。ジメジメした雨の日に古傷が疼くのも「湿気」という外邪の影響ですが、カゼも「夜風や急激な温度変化」が外邪として身体に入り込んで発症するのです。(この邪気を「風の邪」と呼ぶので、カゼを「風邪」と書くようになりました。)風の邪は首の後ろの「風門」「風池」のツボから私たちの身体に入り込みます。鍼灸はここに鍼をしてカゼの治療をしますが、普段から「首を守る(露出しない・冷やさない)」ことでカゼを予防することができるのです。スカーフやマフラーを上手に使って、オシャレに、そして健康的にこの秋を楽しんでください。