神戸市六甲の治療院マザーハンドです。鍼灸・カイロ・カウンセリングまで。当院におまかせください。

⑦ お屠蘇(おとそ)について

⑦ お屠蘇(おとそ)について

今年もあとわずか、この週末はもうお正月です。正月といえば、昔から元旦に「お屠蘇」をいただく習慣があります。私も子供の頃から「お酒みたいな少し苦いもの」を一口飲みましたが、実は「お屠蘇」は漢方薬なのです。数種の生薬をお酒やみりんに浸したもので、歴史は古く、西暦200年頃の「三国志」の時代に魏の曹操に仕えた名医・華佗(かだ)が考案したと言われています。「屠」は「(家畜などを)殺す」、「蘇」には「よみがえる」という意味があり、そこから一年の邪気を払い、健康長寿を願って飲む薬酒として正月にお屠蘇が飲まれるようになりました。

お屠蘇は身体を温め、胃腸の働きを整えます。おちょこ1~2杯では薬としての効果は期待できませんが、一年を健やかに過ごすための「願掛け」として召し上がってください。

はり・きゅう

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional