㊵ 鍼は痛くない(2)鍼の構造と刺し方
2017.12.15
カテゴリ:はり・きゅう(東洋医学)
㊵ 鍼は痛くない(2)鍼の構造と刺し方
鍼の構造も違います。普通の針が
・縫い針は、厚い布を通すので硬い材質で、ある程度太く、先端も尖っている
・注射針は中にクスリ(液体)が通る空洞があるのでその分だけ太く、血管の壁を破って中にクスリを入れるために先端も尖っている
のに対し、鍼灸の鍼は細いだけでなく弾力もあり先端は丸みを帯びているので皮膚に刺さる時の抵抗が少なく、刺す時に痛みを感じずにすみます。
刺し方についても、鍼をいったん筒状をした管(鍼管)に入れ、上部に少しだけ出ている鍼の頭の部分を軽く叩いて皮膚に刺入するので、鍼の先端が皮膚を瞬時に通過するため注射や縫い針のような痛みはありません。実際に治療を受けられると多くの方が「ラクになった」「気持ち良かった」とおっしゃられます。
鍼灸治療、ぜひ体験してみてください。