コラム
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2017.12.15
㊵ 鍼は痛くない(2)鍼の構造と刺し方
鍼の構造も違います。普通の針が・縫い針は、厚い布を通すので硬い材質で、ある程度太く、先端も尖っている ・注射針は中にクスリ(液体)が通る空洞があるのでその分だけ太く、血管の壁を破…
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2017.12.06
㊴ 鍼は痛くない(1)鍼の太さ
「鍼は怖い」「痛そうだから嫌」と思っている方がいます。「予防接種の注射」や「縫い針で指を刺した経験」から針は痛い(に違いない)と思い込んでおられるようです。そこで、これから2回にわたって「鍼は痛くな…
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2017.11.22
㊳ 秋の養生法(2)秋の食養生
東洋医学では、私たちの身体にも季節の変化と同じようなリズムがあると考えます。空気が乾燥して植物が枯れる秋は、身体も同じように潤いが足りなくなり、空咳や喘息、肌のカサカサやかゆみなどのトラブルが多くな…
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2017.11.09
㊲ 秋の養生法(1)肺と大腸を守る
季節は秋、空は高く空気は澄み、栄養価の高い食物がたくさん採れる実りの季節です。そんな秋に一番働く臓器は空気や美味しい作物から栄養を摂り入れる肺と大腸です。肺と大腸 … 離れていて役割も違いますが、…
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2017.10.30
㊱ 鍼灸の効果(5)自律神経を整える
自律神経とは内臓・血管などの働きをコントロールして体内の循環を整える神経です。交感神経(緊張や興奮状態を作る)と副交感神経(リラックスした状態を作る)の2種類があり、この2つがバランスよく働くことで…
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2017.10.20
㉟ 鍼灸の効果(4)炎症を抑える
捻挫・打撲・腱鞘炎に鍼灸が有効なのをご存知でしょうか?痛みについては前回のコラムで少し紹介しましたが、それ以外にも鍼灸治療で患部に刺激を加えることで(1)血液(白血球)が集まり痛みや血管拡張(赤味…
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2017.10.10
㉞ 鍼灸の効果(3)痛みを抑える
鍼灸には鎮痛効果があります。ここでは(西洋医学的に)2つの理論を紹介します。(1)脳に伝わる痛みを抑える痛みには体表(皮膚)と深部(筋肉・内臓)の2種類があり、それぞれ別の神経線維を通じて脳に伝…
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2017.09.29
㉝ 鍼灸の効果(2)血行を良くする
鍼やお灸をしたところがピンポイントで赤くなることがあります。これはその部分の血管が開いて血行が良くなっているのです。血管は心臓から筋肉の中を通って全身を巡りますが、疲労や冷え・外傷などで筋肉が固く…