神戸市六甲の治療院マザーハンドです。鍼灸・カイロ・カウンセリングまで。当院におまかせください。

72 痛みとはりきゅう

72 痛みとはりきゅう

兵庫県鍼灸師会灘支部では年に一回「東洋医学鍼灸展」を開催し、はりきゅうの効用のPRを行っていますが、これから何回かに分けてその内容を紹介していきます。

私たちの身体は組織や細胞が傷つけられると発痛物質(ヒスタミン・ブラジキニン等)を形成して痛みを感じます。一方で体内ではその痛みを抑える鎮痛物質(エンドルフィン・ノルアドレナリン・セロトニン等)も作られ、中でも大脳中枢で形成されるエンドルフィンは強力な鎮痛剤であるモルヒネの数百倍もの鎮痛効果があるといわれています。

はり治療にはそのエンドルフィンを大量産出させて痛みを抑える効果が有り、手術で麻酔薬の代わりに鍼麻酔が使われることもあります。麻酔薬は投薬ミスで生命が危険にさらされることもありますが、鍼麻酔は痛覚だけを麻痺させて他の機能や意識は全て正常に動くので安心して使うことができます。はりきゅう治療は普段の生活の場面だけでなく、スポーツの現場でも痛みの軽減や解消のために広く用いられているのです。

はりきゅう

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