コラム
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2017.01.06
⑧ 冬の養生法(1)養腎防寒
東洋医学では「肝・心・脾・肺・腎」の5つを五臓と呼びます。「五臓」は西洋医学の「臓器」より広い概念で捉えられ、これらがバランス良く働いて健康が保たれると考えます。このうち「腎」には体内の水分代謝以外…
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2016.12.28
⑦ お屠蘇(おとそ)について
今年もあとわずか、この週末はもうお正月です。正月といえば、昔から元旦に「お屠蘇」をいただく習慣があります。私も子供の頃から「お酒みたいな少し苦いもの」を一口飲みましたが、実は「お屠蘇」は漢方薬なので…
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2016.12.19
⑥ お子さまのための鍼
以前のコラムで「幅広い年齢層の方々がはり・きゅう治療を受けている」ことを紹介しましたが、お子さま向けには「小児鍼」があります。小児鍼は江戸時代に日本で始まり、特に関西で盛んに行われています。大人とは…
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2016.12.08
⑤患者さま1,802名の声(4)治療実績
「はり・きゅうが腰痛や肩こりによく効く」ことはみなさんご存知でしょうが、それだけではありません。今回アンケートにお応えいただいた患者さまにも、鍼灸は①頭や目、顔(頭痛・めまい・耳鳴り・眼精疲労・顔…
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2016.11.28
④ 患者さま1,802名の声(3)
(3)病院通いやくすりを飲む回数が減ったはり・きゅう治療を受けた方の8割以上が病院に行く回数が減り、7割以上でくすりを飲む回数が減っています。身体のバランスを整え免疫力を高めることで、体力や抵抗…
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2016.11.17
③ 患者さま1,802名の声(2)少ない回数で効果的な治療
鍼灸院には幅広い年齢層の患者さまがお見えになります。ギックリ腰などの急性症状を除けば、治療の回数は約6割が月に1~2回、3割が3~5回(週1回程度)です。少ない治療回数で9割を超す患者さまが「…
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2016.11.07
② 患者さま1,802名の声(1)幅広い年齢層の方々が受診
奈良時代に中国から伝わったはり・きゅうは「クスリに頼らない身体に優しい医療」と「自己免疫力を高める予防医学」という二つの側面から今また注目されています。そこで今回、神戸在住の患者さま1,802名に…
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2016.10.27
① 首を守ってカゼ予防
いよいよ本格的に寒くなってきました。カゼをひく方が増えてくるのもこの頃です。東洋医学では、身体に悪影響を及ぼす外部の自然界の現象(外から来る邪気なのでこれを「外邪」と呼びます)が病気を引き起こすと…