夏バテ解消法(1) 「夏バテしない上手な水分の摂り方」
2016.02.10
カテゴリ:東洋医学的養生訓
夏バテ解消法(1) 「夏バテしない上手な水分の摂り方」
厳しい暑さが続いています。
この時期、熱中症予防のために「水分をたくさん取る」ことが必要ですが、
水分の摂り過ぎは夏バテの原因になることもあるのです。
そこで今回は「夏バテしない上手な水分の摂り方」をお伝えします。
東洋医学では、夏バテの多くは「脾胃」つまり胃腸の働きが悪くなり身体を動かすエネルギーとなる「気」が十分作れなくなるために起こると考えます。
特に食事中やその前後の水分の摂り過ぎは、胃の中にたまった余分な水が胃液などの消化液を薄めてしまい、胃もたれや消化不良の原因となるのです。
食事前30分から食後2時間くらいは、胃の負担を軽くするために、必要以上の水分摂取は控えましょう!
夏バテせずにこの夏を乗り切るために、上手な水分の摂り方を心がけて下さい。