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足の三里(あしのさんり)

足の三里(あしのさんり)

とても有名なツボで、名前を聞いたことがある方も多いだろうと思います。

三里の「里」は村。人が住むところということから、集まる・通じるという意味があります。
膝下3寸(約4.5センチ)にあり、上半身・腹部・下半身の3つの部分の病を治すという意味で「三里」という名前がついたと言われています。
場所は「膝の外側の下約4.5センチ、脛の部分のくぼんだ所」です。
このツボの代表的な効果は以下の2つです。

コラム1

①足の疲れをとる
歩き過ぎて足が痛くなった時、ここを押したり鍼やお灸をすると、疲れがとれてラクになります。江戸時代、街道を行きかう旅人達は旅籠(旅館)に着くと自分でこのツボにお灸をして疲れをとっていました。この「三里の灸」は今でも多くの人が行っています。

②足の疲れをとる
足三里を通る経絡(「気」が流れる通り道)は胃につながっています。したがって、ここを押したり鍼やお灸をすると、胃の働きが活発になります。慢性的に胃が悪い人にも効果がありますが、食べ過ぎ・消化不良でムカムカしている時や、暑さや疲れで食欲が湧かない時にこのツボに刺激を加えると、胃が動きだしてスッキリしてきます。夏バテ気味のこの時期、ぜひお試しください。


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