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⑩ 暖め過ぎは逆効果

⑩ 暖め過ぎは逆効果

前回、身体を暖める方法を紹介しました。この時期、重ね着をしたりお風呂を熱くして入る方も多いのですが、暖め過ぎでかえって身体を冷やしてしまうこともあるのです。
東洋医学では「気」を生命活動の基本となるエネルギー源だと考えます。気には体温を調節する役割もあり、寒い冬には「陽(プラス)の気」が身体を内側から暖めます。しかし重ね着のし過ぎや熱すぎるお風呂で汗をかくと陽の気が消耗して足りなくなり、かえって身体を冷やしてしまうのです。また、プラスの性質を持つ「陽の気」は上に昇りやすいので、暖め過ぎると気が上がってしまい「頭の方はのぼせているのに、手足やおなかは冷えている」ということにもなりかねません。「ほどほど」が肝要です。適度に身体を暖め、寒い季節をお元気にお過ごしください。

はり・きゅう

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