⑬ 花粉症の鍼灸治療
2017.02.27
カテゴリ:はり・きゅう(東洋医学)
⑬ 花粉症の鍼灸治療
最近、花粉症の患者さまが増えています。薬も有りますが、眠気や口の乾きなど副作用的な症状を嫌って鍼灸院に来られる方も多いようです。花粉症に対し鍼灸は個々の症状を抑える治療とともにそれらを引き起こす体質の改善も行います。
くしゃみ・鼻水・鼻づまりや眼の痒み・充血・涙目などは顔や手足に鍼をして目や鼻の過敏性を抑制して症状を軽減させます。一方で、気・血・水(津液) のバランスを整える体質改善の治療も行います。冬の間貯めていたエネルギーを使って植物が上へと成長する春は、私たちの気も発散されて眠っていたアレルギーが噴き出しやすい季節です。気や水が頭の方に上がり過ぎて呼吸器や鼻、目の症状が出るのです。鍼灸はこのような根本的な原因にも注目して治療を行います。
花粉症でお苦しみの方、ぜひ一度ご相談ください。