⑯ 西洋医学から診る「肩こり」③ 内臓
2017.03.31
カテゴリ:カイロプラクティック・マッサージ(西洋医学)
⑯ 西洋医学から診る「肩こり」③ 内臓
筋肉の硬直・収縮や骨格のズレ以外に「内臓疾患による肩こり」というのもあります。
例えば胃腸の不具合による肩こりの場合、胃の痛みや不調を脳に伝える脊髄の知覚神経が誤作動を起こして肩こりを起こすのです。その場合、治療で触ると表面は柔らかいのに奥の方に硬い芯が入っている感じを受けます。また「右の肩あるいは左の肩だけがこる」ような時にも、場合によっては肝臓や心臓の病気の可能性もあるので注意が必要です。「お風呂に入るとラクになる」のであれば筋肉や血行不良によるもので内臓の心配は無いと思いますが、「治療を受けても良くならず前よりきつくなってきた」とか「肩こりと一緒にめまいや背中の痛み、動悸や耳鳴りが起こる」といった場合には、念のために一度医師の診察を受けても良いかも知れません。