神戸市六甲の治療院マザーハンドです。鍼灸・カイロ・カウンセリングまで。当院におまかせください。

⑰ 春の養生法 

⑰ 春の養生法 

春の養生法は「肝」をいたわることです。新しい命が芽吹く春、「肝の陽気」ものびやかに動き出します。五臓の「肝」には西洋医学の肝臓の概念の他に「気・血の巡りをコントロールする」働きもありますが、暖かくなって血流も良くなり、冬に溜め込んだ老廃物を一気に解毒しようとするので春は「肝」に大きな負担がかかります。潜伏していた病気の再発や慢性病の悪化が見られるのもこの季節です。「肝」の働きが乱れると気が外に発散し過ぎて陽気が損なわれたり、逆に陽気が体内にこもってしまい、頭痛、眼の充血やかゆみ、のぼせ、イライラ、不眠、不安、ヒステリーや足がつる等の症状が出やすくなります。
この時期は春の陽気に合わせて適度に身体を動かすことがお薦めです。「肝」を助ける酸味のある食べ物(酢・梅・レモン・イチゴ・トマト)を摂ることも心掛けてください。

はりきゅう

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