神戸市六甲の治療院マザーハンドです。鍼灸・カイロ・カウンセリングまで。当院におまかせください。

⑱ 東洋医学から診る「腰痛」(1)虚証

⑱ 東洋医学から診る「腰痛」(1)虚証

虚証の「腰痛」は慢性的な痛みを伴うことが多いのですが、よく見られるのが「過労や加齢で気・血の流れが悪くなって腰や膝のだるさ、無力感、鈍痛がおこる」腰痛です。このタイプの方は「腎」や「肝」の気の不足により体力・抵抗力が弱っているので、腰だけでなく全身にだるさや冷えを訴える方に多く見られます。
この他に「寒さや湿気で腰部の気・血の流れが悪くなって起こる腰痛」もあります。
これは寒さ(寒邪)と湿気(湿邪)で気の流れが阻害されるので本来は実証の症状ですが、臨床の現場では上記の「腎と気が不足している」虚証にこの実証が加わっている(これを虚実挟雑証と言います)ケースが非常に多いので、今回は虚証のところで紹介しました。
これらの症状には腰だけでなく全身の気を補い体力・抵抗力を高める治療を行います。

はりきゅう

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