⑲ 西洋医学から診る「腰痛」③ 椎間関節
2017.05.01
カテゴリ:カイロプラクティック・マッサージ(西洋医学)
⑲ 西洋医学から診る「腰痛」③ 椎間関節
もう一つよく見られるのが「椎間関節の変性による腰痛」です。これは加齢や疲労の蓄積で起こる腰椎の老化・変形による腰の痛みやだるさです。椎骨の一部が増殖してトゲ状に変形したり(骨棘)、椎間板の劣化により椎骨同士がぶつかって摩擦で骨がすり減ることによる神経圧迫、椎骨を支える靭帯の劣化による椎骨のズレなどが原因となります。
腰の鈍い痛みや重だるさを感じたり、腰を後ろにそらすと痛みが増す、朝起き上がる時や動作を始める時に痛くなる(動いていると痛みが改善する)、腰からお尻にかけての痛みやしびれがあるという方が多いようです。
こうした症状では骨の変形を元に戻すことはできませんが、痛みやしびれで緊張している筋肉をゆるめ身体のバランスや動きを整えながら痛みを軽減する治療を行います。