㉕ 魔女の一刺し
2017.07.03
カテゴリ:カイロプラクティック・マッサージ(西洋医学)
㉕ 魔女の一刺し
ヨーロッパではぎっくり腰を魔女の一刺しと呼びます。ぎっくり腰といえば、以前は「(工事現場や引越しで)重い物を持ったら腰がギクッとなって …」という方が多かった のですが、最近は「くしゃみをしたら…」とか「歯を磨こうと洗面台で屈んだ途端に…」などちょっとした動作で痛くて動けなくなる方が増えています。
最近は引越しも業者任せで重い物を持つ機会は減りました。一方で、仕事や勉強で長時間立ちっぱなし/座りっぱなしの人が増えています。疲れが溜まった腰が夏のクーラーや冬の寒さで冷え、ある日一瞬のうちに痛みで動けなくなった … その時、ヨーロッパの人は「何も悪いことをしていないのに突然魔女に槍で腰を刺された」と考えたようです。
「魔女なんていないよ!」… 笑い事ではありません。みなさんも日頃腰を冷やさず、休み時間には時々身体を動かして腰に疲れを溜めないように注意してください。