㉖病気の原因 - 外因(2)-
2017.07.13
カテゴリ:はり・きゅう(東洋医学)
㉖病気の原因 - 外因(2)-
・寒邪 : 寒邪は冬の寒い時期や雨に濡れたり汗をかいた後に冷やすと受けやすく、 陽気を消耗して身体を温められなくなり寒気・手足の冷えが起こります。
また、寒邪が脾や胃に入ると下痢・吐き気が見られることもあり、寒邪が
気・血の流れを滞らせて頭痛・関節の痛みを引き起こすこともあるのです。
これからの暑い夏の時期でもクーラーのかけ過ぎには要注意です。
・暑邪 : 暑邪は夏の盛りに見られる症状です。暑さのために高熱・顔が赤くなる・汗をかくといった症状が出ます。汗をかきすぎると身体の水分が失われて喉の渇き・息切れ・脱力感とともに蒸し暑い日には四肢のだるさ・吐き気・下痢などの症状が現れることもあるのです。