㉘ 夏バテ予防法（１）上手な水分の摂り方
2017.08.03
カテゴリ：カイロプラクティック・マッサージ(西洋医学)
㉘ 夏バテ予防法（１）上手な水分の摂り方
夏は水分を摂ることが大切です。
水分の不足は熱中症や脱水症状、血液がドロドロになり量も減ることで脳梗塞や低血圧症の原因になります。食事以外に一日1.2リットルの水分を摂ると良いと言われますが正しく摂らないと夏バテの原因になることもあるのです。
夏バテの原因の一つは、胃の消化機能の低下です。
食べ物は胃で胃液と呼ばれる強い塩酸で分解・消化されますが、胃にたくさんの水分があると、胃液が薄まり十分に消化できず、胃もたれや消化不良の原因となります。
そこで胃の中に食べ物がある時は過度の水分を摂らないことが大切です。
飲んだ水が胃を通過するのに30分、食べ物が胃の中で消化されるのに2～4時間かかります。そこで、食前30分以内から食後2時間は多くの水分を摂ることはなるべく控えるのがお薦めです。
食事中にお茶やお味噌汁を適量飲むことは問題ありませんが、水分を摂り方に注意しながら夏を元気にお過ごしください。
