㉚ 夏の養生法 (2)
2017.08.28
カテゴリ:はり・きゅう(東洋医学)
㉚ 夏の養生法 (2)
・津液(水分)の消耗に注意する
汗のかき過ぎで津液が損傷され唇や舌の渇き・便秘・尿が濃くなる・精神が不安定になったりします。熱中症予防のためにもこまめに水分を摂る必要があります。
・土用の頃の湿気 (湿邪) に注意する
土用の頃は高温多湿の日々が続き、汗はかきにくく、かいても直ぐ乾きません。湿気の影響で関節の重だるさ・痛みや胃腸の不調が起こることが多いので、大豆や黒豆やタマネギ・ジャガイモなど利尿効果の高い食べ物を摂るようにしてください。
・冷え(寒邪)に気をつける
冷房の効いた部屋や冷たい飲み物の多飲により腰や膝の痛みや胃腸の不調、血圧の上昇が起こることが多いので、冷やさないように注意してください。