㉟ 心を変えるヒント(2)脳のフィルター
2017.10.20
カテゴリ:心・気持ち
㉟ 心を変えるヒント(2)脳のフィルター
脳は1秒間に1,100万bitの情報を入手し、スーパーコンピューター並みのスピードでそれらを処理して「良い/悪い」とか「好き/嫌い」などの解釈(意味付け)を行います。脳は効率良く記憶するために多くの情報から必要なものだけを選び、パターン化(過去の似た体験との結び付け)をします。これを脳のフィルターと呼び、私たちは誰でも
(1)歪曲 自分や周りの出来事を自分なりに解釈すること
例 : 「 返事が来ないのは、きっと相手が怒っているからだ … 」
(2)一般化 一つ、あるいは数少ない経験から物事をひとくくりに解釈すること
例 : 「 営業マンはみんな話し上手だ。 」
(3)削除 自分が気になる情報しか受け取らないこと(他は削除/省略する)
例 : 「 読書に集中していて、周りの話し声が耳に入らなかった。」
を行いますが、時にはそのために自分で自分を追い込んで心が乱れてしまうこともあるのです。次回からは、そんな時に役立つ心を変えるヒントを具体的にお伝えしていきます。