神戸市六甲の治療院マザーハンドです。鍼灸・カイロ・カウンセリングまで。当院におまかせください。

㊲ 心を変えるヒント(4) 誰の意見?

㊲ 心を変えるヒント(4) 誰の意見?

 「人付き合いに疲れた」… 友人が相談してきました。彼は協調性がありみんなと仲良くしているように見えたのですが、実は「他人の意見に異を唱えるのは失礼だ」と思って言いたいことがあっても我慢していたのです。私は彼に訊きました。「それは誰の意見?」(誰がそう決めたの?)… 彼は自分で自分の心を抑え込んでいたのです。私たちはよく

「この仕事は私には不向きだ」… 誰がそう決めたの?
「あの人は問題が多い」   … 誰の意見? 何を基準そういうのですか?
「これはとても悪い状況だ」 … 誰にとって? 何を基準に悪いのですか?

といった判断をします。それは正しい場合もありますが、誰が何を基準に決めたのかも分からない意見が自分を苦しめ、他人を評価している(誰かの信念や判断を正しいことのように思っている)ことも多いのです。誰か/何かに対して「良い/悪い」や「正しい/間違い」の判断をする時は、一度「誰にとって?」という視点からも考えてみてください。

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