53 バランスの良い食事 五味調和(2)
2018.05.17
カテゴリ:はり・きゅう(東洋医学)
53 バランスの良い食事 五味調和(2)
五味に当てはまる身近な食材とそれが身体に及ぼす作用は以下のとおりです。
(1)酸味(酸っぱい)
酢の他にもレモン・トマト・キウイ・サクランボ・みかん・梅干しなどが酸味のある食材です。肝臓(肝機能)・胆のうといった臓器や目・筋肉の働きを活発にして血液をサラサラにして動脈硬化を防ぐ作用があります。
(2)苦味(苦い)
野菜ではたけのこ・ごぼう・アスパラガス・レタスがあり、緑茶なども苦味のある食材です。心臓や小腸の働きを活発にし、血液の流れを良くする働きがあり、身体をさます・充血や炎症を抑える・心臓の負担を和らげる作用があります。
(3)甘味(甘い)
野菜ではにんじん・かぼちゃ・じゃがいも・ナスがあり、豆腐・牛乳やコメも甘みのある食材です。胃や脾臓の働きかけて胃腸の調子を整えたり、皮膚の状態を良くする作用があります。