66 西洋医学から診る「膝の痛み」(1)筋肉
2018.10.10
カテゴリ:カイロプラクティック・マッサージ(西洋医学)
66 西洋医学から診る「膝の痛み」(1)筋肉
よく見られるのは「太ももやふくらはぎの筋肉の硬直や収縮による膝の痛み」です。
特に太ももの筋肉である大腿四頭筋が重要です。この筋肉は骨盤と大腿骨(太ももの骨)から膝蓋骨(膝のお皿)を介して脛骨(すねの骨)に着いていて、膝を伸ばすだけでなく、曲げる時にお皿をスムーズに動かすことや歩行時や階段の昇り降りの際に体重を支えて衝撃を和らげる働きをしています。
歩き過ぎや冷えなどで筋肉が固くなるとこれらの動作がうまくできなくなって痛みを感じるようになります。この状態を放置しておくと膝関節内部の炎症の原因にもなります。それを防ぐためにも筋肉を柔らかくほぐし、ストレッチで筋肉の長さや柔軟性を回復させることで膝の痛みを取り除く治療が必要です。